照明について〜皆さんはどれほど気にされてるでしょうか?
ほとんどの場合、住まいの中にある「照明」って 「あかり」としてあればいい…って感じでは? インテリアを気にされる方でも、 照明器具=デザインはこだわられますが、 「あかり」の色や強さまでを考えられる方は少ないように思います。
リフォームをやっていても、 「ここに電気が欲しい〜」とか「ちょっと明るく〜」とか やっぱり「プラスあればいい」のご要望がほとんどなんですね。
本来の照明って、「状況」や「目的」・「雰囲気」を 考えて選ぶと、様々な効果をもたらしてくれる 大切な設備なんです。 もちろん、適材適所をよく考えることで、 省エネ(ランニングコスト=電球代・電気代etcを下げる) にもつながります。地球環境にもお財布にもやさしい。
それ以外にも、視覚・聴覚・嗅覚etc…という人間が情報を得る為の 五官の中で80%以上のことを視覚から得ているのはご存知でしたか? 「照明」は「視覚」に関係するところですから、 年齢によっても必要な明るさは違いますし、 例えば「まぶしい」と感じる度合いは高齢になると強くなります。 ですから、安全面や心理状態にもけっこう影響があるものなんです。
先日も、またまた平均寿命が更新されたとニュースでありましたが、 これからのリフォームは今のことだけを考えての新旧入替えではなく、 どうせなら、先の20年ほどを考えてのリフォームを。 良いリフォームの提案ってそういう事も含めた内容のものじゃないかと思うのですが、皆様はどう思われますか?
昨日は社団法人「照明学会」の認定資格である「照明コンサルタント」の認定式でした。 せっかくいただいた知識ですから、もっともっと勉強して、 実際にお客様に良い提案が出来るように頑張ろうと思う今日この頃です。
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