2006年…ちょっと前ですね〜 ディズニー映画で『ペネロピ』というのが上映されました。ご存じですか? つい最近まで私は知らなかったのですが、スターチャンネルだったかWOWWOWだったかで1カ月か2カ月前にやってまして、たまたま観ました〜。はまりました〜。 で、DVDを買っていろんな人に見せちゃいましたが、反応はそれぞれ。
ストーリーはよくある平凡な…というより普通すぎて映画になんてなる??みたいな話なんですが〜簡単に言うと、先祖が魔女に呪いをかけられて豚の鼻と耳の奇妙な姿で生まれた名家の(お金持ちで家柄もいい)少女が呪いを解く為に「永遠の愛」を探すってものなんですが、最後まで観ると、この映画が伝えたい奥深いものを感じちゃって、私の心に残る作品でした。 私が感じた伝えたいことってのは、「自分を認めること、自分を好きになること、自分を愛すること」。人に受け入れられない自分を諦めていた主人公の「ぺネロピ」がそんな気持ちにどんどん目覚めていくような感じを受けて、なんだか自分とかぶっちゃいました。
私は数年前ある人から「自分を好きになりなさい」ってしつこいぐらい言われてました。そしてまた別の人からは「幸せになっちゃいけないと思ってないか」と言われました。
友達にすごく明るくていつも人が寄ってくるタイプの人がいて、その人に「いいねぇ〜みんなから好かれて、いつも明るいし…」って言ったとき、「これでも努力しとるんよ!」って怒られたことがあります。それが15年以上前のこと。その時から、私は何もしないで行動にも移さないで、ただ好かれるのを待ってただけ、明るくしてくれるのを待ってただけだと思って、かなり自分なりに努力し始めました。それからまずは自分が嫌いな人を人は好きになってはくれないことを教えてもらい、自分を好きになることの意味を考えました。これがなかなか難しいんですよね〜。人に言ってもらって気がついたことってたくさんあります。もしかしたら全部かもっていうぐらい。自分を好きになるのって独りじゃ簡単じゃない。
両親や兄弟以外で、どんな姿でどんな感性であってもそれを受け入れ認め愛してくれる人がいたら、それだけで最高の人生ですよね。自分に正直に誠実に、ありのままの自分で自分らしく生きていきたい。と思うとき、こういう人の存在ってすごく助けになります。
そんなこんなのことをいろいろ考えさせられた映画「ぺネロピ」をぜひ観て下さいね。
ちなみにこの映画の中のインテリアや内装やファッションetc…すごく勉強になります。こっち方面でも興味ある方もぜひ!
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