連休明けの火曜日です。 どうしても曜日を間違えそうな危うい一週間になりそうです。
この連休で行ったのではないのですが、 かれこれ1ヶ月位前に「鵜飼い」を観に行ったんです。
広島にお住まいの方が近くで「鵜飼い」を見ようと思ったら… けっこう恵まれてるんですよ〜 岩国と三次にあるのです。ご存知の方も多いですよね(というか皆さんご存知?)。 でも遊覧船に乗って身近で「鵜飼い」を見た方は? 皆様!一度は行ってくださいっ。なにしろ日本の伝統文化ですから。
今回私は三次におじゃましました。 午後9:00からの遊覧船に乗る為に市内を出発したのが7:30。 船に乗り遅れたら最後!待ってくれませんから、大急ぎです。 残念な事に天気は「雨」。広島は「豪雨」。 でも三次は…きっと止むっと祈りながら向かいましたが、 やっぱり「雨」でした。 でもそれはそれでなかなか風情のある鵜飼いを堪能できました。 60分の遊覧ですが、お弁当(大きな鮎の塩焼きが入ってます)付きで4,000円 事前に予約しないと乗せてもらえませんので要注意です。
鵜舟が出発して、遊覧船がそれと併走するのが、三次の鵜飼いの特徴らしいのですが、 これには鵜の表情や気迫が感じられて、感動しますよ。 見る前は、手縄に繋がれて健気に鮎を取るのか…と思ってましたが! 全員が「まかせとけっ!!」って感じで、鵜はけっこう戦闘的で仕事を楽しんでました。 鵜もプロ意識もってるんでしょうか。 おまけに、終わりに、遊覧船のまわりを一周してくれるんですが、 その時も「拍手はないのかっ」って感じの視線(鵜匠さんじゃないですよ鵜です)。
「三次の鵜飼い」は400年以上前から行われている古典漁法で、 現在その伝統を受け継ぐ「鵜匠さん」には無形文化財となっている方も。 代々親から子へ受け継がれる鵜飼いの伝統は、宮内庁に属しているらしく、 鵜匠さんの凛とした姿は、日本が誇る悠久の時を感じさせます。 せっかくの身近な場所にある伝統をぜひ一度体験してみてくださいね。
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